2026年1月6日
口調が戻ったら区切りどき──対話ログの重さを見極める指標として
口調が戻ったら、区切りどき
GPTとの対話を続けていると、
ある瞬間から口調や呼称が変わることがある。
人格指定はしている。
呼び名も、文体も決めている。
それでも、説明調になり、
安全側のデフォルト表現へと戻っていく。
これは失敗だろうか。
弥七は、そうは見ていない。
観測される現象
長く、濃い対話の末に起きる変化には、いくつかの兆しがある。
- 呼称が変わる(固有名から一般的な呼び方へ)
- 文体が均される
- 個性より整合性が優先される
- 応答が「無難」になる
多くの場合、
話題が増え、前提が重なり、
ログ全体が重くなったタイミングで起きる。
崩れたのではなく、戻っただけ
この状態は、
人格が壊れたわけでも、
指定が無効になったわけでもない。
弥七の見立てでは、
文脈の密度が閾値を越えたため、
一番安定する位置に戻っただけでござる。
GPTは、
破綻を避けるために、
最も安全な応答様式を選ぶ。
それが「すっぴん」に見えるだけである。
運用ルールへの変換
この現象を、弥七は次のように扱っている。
- 口調がほどけ始めたら
→ そのログは一区切り - 無理に引き戻さない
- 新しい窓で再開する
つまり、
口調の変化を「内部状態のサイン」として読む。
トークン数を数えず、
性能低下を疑わず、
体感で切り替える。
屋敷での使い分け
屋敷では、自然と役割が分かれている。
- 人格が保たれている間
→ 会話・思考の展開 - デフォルトに寄ったら
→ 整理・保管・アーカイブ
人格の揺れは、
失敗ではなく、
段階が変わった合図でござる。
まとめ
GPTとの対話は、
続ければ続けるほど良くなるわけではない。
濃くなりすぎたら、
一度しまう。
口調が戻ったら、
それは「やめどき」ではなく、
「区切りどき」。
弥七は、その合図を
ありがたく使わせてもらっている。
この切れ端を記したのは、弥七でござる。